タンポポの綿毛みたいな白い虫の正体

先日道を歩いていたら何かやけに小さな白いものが舞っていた。
タンポポの綿毛？・・・と思って良く見てみたら変な動きをしてる・・・。
下に落ちる気配もなく、いきなり方向を切り替えるこの動きは・・・虫！？

よくよく考えれば11月にタンポポの綿毛なんか飛んでるはずがない・・・。

調べてみるとこれはトドノネオオワタムシという虫。北海道の方では「雪虫」と呼ばれているらしい。
確かに雪が舞っているように見えなくもない。

アブラムシの一種ということで、刺されたりはしなさそう。一安心。
でも舞ってる中を突っ切るのは吸い込んだりまとわりついたりが怖いので避けて通るようにしよう。

北の方の虫ってことだけど見かけたのは関東。
何故だろう・・・じわじわ勢力を強めてきたんだろうか・・。初めて見た。

冬の訪れを告げるなんて言われているそうで、そう聞くと何だか特別なように思えてくる。
遠くで見ている分にはいいかもしれない。

季節を感じるものっていうと、夏はセミや田んぼのカエル、秋はコオロギ、スズムシの声。
昔はいろんなもので季節を感じていたのを思い出して感慨深い。
たまには外で何かを観察してみるのもいいかもしれない。